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フォロアーの皆様にはご迷惑とご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。
また、これからもよろしくお願いいたします。
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)の製作・改造・ディテールアップ・塗装方法を紹介しているブログ。ガンプラマスターの夢ブログを通じて、みなさんが楽しくガンプラマスターを目指す。それがわたしの大それた夢です
今回は機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)第8巻の特装版に付属するMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)対応のバズーカ詳細をアップします。また、バズーカおよびライフルの持ち手の保持力の弱さに頭を悩ませている方のために簡単に保持力をアップする方法をお伝えします。
ちなみにこのバズーカは限定予約で機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)第8巻の特装版を購入した場合のみ入手できるしろものですのでこれから入手しようとする方は難しいかもしれませんが、ただのおまけと侮るなかれです。若干ヒケは多いような気がしますが、MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)に付属のライフルとの合体やスコーブ部の組み替えによる機能強化、本体へのマウントも可能な設計となっております。
下の写真が完成したバズーカです。スコープ部をHアイズに差し替え、弾丸発射口サイド部に金属パーツ埋め込み等のディテールアップを行っています。
バズーカのスコープ部です
下の写真がMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)付属のライフルとバズーカを合体させた状態です。このようにしっかりとフィットするように設計されています。問題の持ち手の保持力の弱さの改修ですが、グリップ部を完全に開口することにより保持力をアップしました。わたしはBMCタガネで開口しましたが精密彫刻刀などで丁寧に穴を開けるとよいでしょう。注意すべき点は穴を広げないように削らないと逆に保持力がさらに弱くなってしまいます。
バズーカ部は数段階に伸縮するようになっており写真は一番短くした状態です。
バズーカのスコープとノーマルスコープを組み合わせた例
ライフルのスコープとバズーカのスコープを組み合わせた部分のアップです。一番奥のスコープがバズーカ付属の物で、他の2つがライフル付属のスコープです。バズーカスコープのレンズ部はHアイズ裏面にメタルテープを貼って疑似発光効果を表現していますが作例のように撮影のライティングでライフル本体にグリーンの写り込みが確認できると思います。
ライフル付属のスコープは内側にシルバー塗装後に自作のアルミパーツとHアイズの組み合わせの二重構造にディテールアップしています。
下の写真がライフルとスコープのノーマル状態。前方のスコープはC面を追加して形状を変更しています。また、二重構造にした部分が確認しやすい写真だと思います。
そして、ライフルの持ち手の保持力の弱さに悩ませて真鍮線を補強材として改修したりした方も多いかと思われる部分。実はライフルのグリップ部をわずかに山の部分を作例のように削ってやるだけで持ち手にフィットさせることができました。瞬間接着剤の点付けを試された方もいるようですが、グリップの山の部分が干渉してすぐにぽろりと落ちてしまうということを伺いましたが、たったこれだけのことで持ち手にライフルを装着して振り回さない限り充分な保持力が可能となりますのでお試しあれ!
すでにご存知の方も多いかと思いますが1/1ガンダムRX-78-2がこの夏お台場に登場する予定だそうです!
「機動戦士ガンダム」のテレビ放映30周年を記念してバンダイナムコホールディングスは18m(メートル)の等身大ガンダムの立像を製作すると発表しました。7月上旬から東京お台場の都立潮風公園に約2ヶ月間限定で展示されるとのこと。
両目や両肩などの50ヶ所ほどから光を放ち、頭部は上下左右に可動し、さらに、両胸のスリット部と足首部分に背中バーニアなど14ヶ所にミスト噴射ギミックも!
アニメ描写を再現したような、リアリティのある立像になるという。夜間はミストが光を反射しているものなどライトアップもされ、イメージ写真数点が公開。オフィシャルホームページは→
夏場は去年までフジテレビのイベントお台場冒険王が開催され休日は人ゴミでごったがえすのが通年でしたが、今年はガンダムファンでごったがえすことになりそうです。
わたしも今から楽しみですが都立潮風公園って、結構広いんですよ。たぶん設置場所と思われるところはゆりかもめの「台場」駅が若干近いのではないかと思われます。
1/1ガンダムのディテールアップや改造をしてみたいな~(爆)
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)を初期画稿のシナンジュに再現すべく頭部の改造を 行いました。機動戦士ガンダム UC(ユニコーン)の単行本第3巻の表紙を参考にして自分なりに初期画稿の頭部のイメージに 近づけたかと思います。下の画像左半分が改造を行ったシナンジュの頭部と右半分がキットのMG(マスターグレード) シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)の比較用に合成したものです。キットとの変更部分は頭部サイドバルカン周りの ディテールとフェイス両サイドのガード形状が違うことが確認していただけるでしょう。
フェイスは小顔化のためにフェイスガードの形状とあごのディテール部の上下を詰めています。動力パイプの位置が変更されていることに 注目していただければどれほど詰めたか分りやすいと思います。
バルカンを覆うようなドーム型の形状のディテールはバルカンとの間を開口部として実現するためにプラ板を湾曲させて接着しパテで形状を整えました。
キットのモノアイはクリアパーツですがモノアイとしてのインパクトが弱いためHアイズに変更しました。Hアイズを支える軸はアルミ製に変更 し、これによってモノアイの発光表現が強化されモノアイとしてのインパクトが強調されました。さらにHアイズは半球面状の形状を しているためサイドからの視覚効果も強調されたと思います。またキットのままでは真正面から見た場合モノアイは全く認識できません。 そこでひさし部分を削り込みしっかりとモノアイが認識出来るよう調整しています。バルカン部は真鍮パイプをリューターの先端に取り付けて簡易旋盤して形状を 整えて差し替え、ディテールアップをはかっています。これらの工作によってバルカン内側の部分が不自然に開口するためひさし内側部を パテ埋めして形状を整えています。
下の写真ではモノアイを取り付けていませんがキットの場合これくらい下の角度からじゃないとモノアイが認識できないんです!!
頭部サイドの比較です。バルカン下部のディテール変更にはそのまま削り込んでしまうと穴が開いてしまいます!!パテで裏打ちが必要となりました。
腕のスパイク先端をシャープにするための加工工程です。先端をこのようにカットします。
次にカットした部分に薄刃のこで切れ込みを入れて0.3mmのアルミ板をさし込みます。プラ板を挟む方法もありますがアルミ板を使用する事によって プラ板を使用したものよりシャープにかつ強靭に仕上げる事が可能となります。この方法はガンダムのアンテナ部などのシャープ化にも応用することが できますのでおすすめです。アルミ板の表面は荒めのヤスリでしっかりと傷をつけてパテの食い付きを保持しましょう。
瞬間接着パテを盛って形状を整えました。あとはサフ吹きして表面処理です。
前回の記事でエッジ処理したパーツの写真を撮影できなかったものをアップしました。下の写真はキットの素組状態ですが、各パーツのエ?bジがあまり効いていないため、いかにもプラモデルといった感じでおもちゃっぽい印象を受けると思いますがこれらのエッジをシャープに削?闕桙ナいくことでスケール感を効果的に表現出来ます。このMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)に限らず?Kンプラ(ガンダムのプラモデル)を制作するときにこれらのエッジのシャープさを強調するとぐっと完成度がアップしたガンプラ(ガンダム?フプラモデル)に仕上げる事ができますのでエッジ処理を意識することをおすすめします。
下の写真が各パーツのエッジをシャープに加工して軽くサフ吹き(サーフェイサー吹き)したものです。MG(マスターグレード)シナンジ??er.Ka(カトキハジメバージョン)の形状で最も複雑で特徴的な曲線が多く集まる足首周りの装甲部分ですが、これらのエッジを丁寧に削り?桙ナやることで素組と比べると見栄えが格段にアップしているのが確認できることと思います。
このエッジの加工処理の手順はデザインナイフでパーツの裏側エッジ部分をおおまかに削り込んだ後、BMC超硬タガネで研ぎ出しを行いました。部分的に表側のエッジが丸みを帯びている部分はこれらも処理します。BMC超硬タガネを所有していない方の場合はデザインナイフでかん?ネがけを行いましょう。セラミックかんながあればよりBMC超硬タガネと同等の加工結果に近い状態で仕上げる事が可能なはずです。
この加工工程で注意すべき点は調子にのってエッジ部分をシャープにし過ぎない事です。あまりエッジを出し過ぎるとエッジ部をさわった?セけでパーツが変形してしまいますので、泣きをみることにならないよう気をつけましょう。
この曲線が多く集まる部分はヒケ?が出てしまっているパーツが多くでこぼこな印象がありましたのでこれらの処理も同時に進めました。
さて、全く話しは変わりますが、MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のようなパーツ数が多いキットを?ァ作する場合パーツ管理が結構大変だと思います。わたしの場合は100円ショップで購入した小分けのケースでパーツ管理しています。未処理のパーツ、処理済みのパーツを腕、足、頭などのカテゴリー分けをして管理しています。こうすることで、処理済みのパーツはホコリなどの汚れから保護する事ができますし、小さいパーツの紛失を防ぐ事も出来ますのでこういった小分けケースは大変重宝しています。パーツを紛失したり、せっかく処理したパーツを汚してしまったといった経験がある方はパーツ管理に試してみてはいかがでしょう。
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)を少しずつ進めていますがパーツ数の多さに圧倒されているといった感じです。いま、ゲート処理、ヒケ処理を進めつつ各パーツのシャープ化などのカスタマイズを進行中。パーツのカスタマイズは具体的にプラスチックの肉厚と感じられる部分を薄く削り込む加工が中心で脚部の足首周りのアーマー部、肩周りのアーマー部とスラスター各部、バックパックのスラスター部、各バーニアのエッジに加え金色部の各スラスター部といった細部に至るまでもカスタマイズを進めています。これらのカスタマイズした部分の写真を撮ろうとしたのですがあいにくカメラのバッテリー切れでこの記事には載せられませんので詳細画像は後日ということで(汗)。ほぼ無改造で仕上げる予定でしたがどうしても初期画稿のシナンジュが作りたくなってしまい、初期画稿シナンジュに仕上げる事にしました。全体的なプロポーションのフォルムはそのままですがMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)と最大の差異がある頭部を機動戦士ガンダム UC(ユニコーン)の単行本第3巻の表紙を参考に頭部を忠実に再現するべく加工中で、詳細は後日アップします。
![]() | 機動戦士ガンダムUC〈3〉赤い彗星 (角川コミックス・エース) (2007/12) 福井 晴敏氏作 機動戦士ガンダムUC第3巻 赤い彗星 (角川コミックス・エース)の詳細 |
あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年も「ガンプラマスターの夢ブログ」を よろしくお願いいたします。
去年末に発売されたスケール、ディテールともに大型キットとして話題騒然のMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)の 仮組をしましたのでそのレビューをします。
まず組んでみて感じた事はデカイ!!パーツ数の多さから重量もずっしりとしていますし、 ディテール、可動域の広さとそれに伴う細部にいたるまでかなり計算された設計となっています。 全体的に曲面構成が多いキットにもかかわらずシャープさを失う事の無いバランスの仕上がりになっており まさにMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)は稀代の名キットと呼ぶにふさわしいものであり普通に組むだけで満足のいく すばらしいものと言えると思います。ただ、このMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)はプラスティックキット用に 新たにディテール変更された部分がありカトキハジメ氏もこのキットのためにわざわざ形状を変更したシナンジュの画稿を描きおろしており シナンジュといえば「こうだ!!」といった初期画稿を認識しているファンには多少の違和感を感じる方がいるかも知れません。
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)フロント
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)リア
スネの横についているバインダーは可動式となっていて、持ち上げてから回転するギミックが仕込まれている。また、左右にスラスターのディテールが 追加されている。
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のバックパックの大型グラインダーは可動式となっており、これが閉じた状態
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のバックパックの大型グラインダーを上下に広げるとバーニア部が後方に 迫り出るギミックが施されている。
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のビームライフルの標準仕様
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のビームライフルにグレネードランチャーを装着させた仕様
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のビームライフルにグレネードランチャーは装填時の形状を表現したギミックが施されている。
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)用に新たに新設されたシールドの裏側にグレネードランチャーをマウントする スペースが確保されている
MG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン)のシールドにグレネードランチャーをマウントした状態と、シールドのディテール。 ビームアックッスのマウントとシールド全体を巨大な武器として使用可能な可動ギミックがコンパクトにまとめられておりサブアイテムとしての 扱いを超えるこだわりが感じられる。
シールド全体を巨大な武器としての使用を想定したビームアックスは、マウント部を可動させるとこのように。
やはり年末年始はなにかとあわただしくようやく自分の時間がとれました。かなりのパーツ数があるMG(マスターグレード)シナンジュVer.Ka(カトキハジメバージョン) ですが1日でもなんとか組上げる事ができると思います。今回はあまり手を加えることをしなくても自分としてはかなり満足のいくキットなのが うれしいですね。
弄りがいのある1/100ダブルオーガンダムですがちょっとづつ進めていました。今回は下半身の可動範囲を広げる加工をお伝えします。
キットのままでは非常に狭い可動範囲の股関節。下の写真が1/100ダブルオーガンダムを改修したものとキット素組の比較画像です。
手前が1/100ダブルオーガンダムの可動範囲を広げたもので、奥側がキット素組の最大可動範囲です。こうして比べてみると一目瞭然ですが
最近のキットとしてはありえないほど狭い可動範囲になっているのが確認できると思います。
下の画像が1/100ダブルオーガンダムキット素組の足首の可動範囲
下の画像が1/100ダブルオーガンダムの可動範囲を広げた足首です。この改造は可動範囲を狭めている内側のしきり板を削除すれば
簡単に可動範囲を広げることが出来ますが、横から見るとポリキャップが丸見え状態になるのが非常に気になりますから、ここは
ディテールを追加加工することにします。
下の画像が今回の股関節の可動域を広めるために行った部分です。まず、ジョイント軸を切り離して3mmほど延長しその分股関節の
ポリキャップを奥に押し込む加工を施し、ジョイント軸と干渉する部分を削り込んで可動範囲を拡大しました。ジョイント軸は真鍮パイプを
補強芯として使用し、アルテコパウダー+シアノン(白色の瞬間接着剤)パテで成形しています。
1/00ダブルオーガンダムが発売となり早速仮組してみました。以前に組んであったHGダブルオーガンダムとの比較レビューを紹介いたします。 1/100のレビューはプロショップ用のサンプルレビューがちらほらと紹介されてきていますが、自分なりに気付いたところを述べたいと思います。
1/100ダブルオーガンダムフロント
1/100ダブルオーガンダムリア
まず、HGと比較して可動範囲がかなり省略されてしまっています。特に下半身の可動範囲はHGダブルオーガンダムの方が飛躍的に広い! 1/100ダブルオーガンダムとHGダブルオーガンダムを比べると、当然パーツ数が多いのは1/100ダブルオーガンダムですがディテールに関しても HGと比較して特に際立ったディテールアップ箇所は見当たりません。せめて、GNツインドライブの裏側はなんとかしていただきたかった。 それと、腰回りと胸部のジョイント接続で前後左右にスイングするHGダブルオーガンダムに対し、 1/100ダブルオーガンダムは胸部が控えめに左右に回転可動するのみです。 最近では定番の可動部であるはずの腰部分が一体化されていて腰部分が固定されていて可動しないとは! 唯一評価出来るのは握り拳専用のマニピュレータが付属しているところでしょうか?
一方HGダブルオーガンダムの泣きどころといえばGNシールドが付属していないことですが、
2009年1月発売のHGオーライザーに付属されるようです!
なぜ、ダブルオーガンダム単体で使用されるべき装備が支援機であるオーライザーに配置されるのか?GNシールドを装備し忘れて出撃した
ダブルオーガンダムに数カ月遅れで(遅れ過ぎだろ、おいっ!)オーライザーが忘れ物を届けにきてくれるといった事情らしい。まさに支援機!(爆)
さて、1/100ダブルオーガンダムのキモといえるGNツインドライブのLED発光ギミックですが、GNツインドライブ以外にも発光ギミックが
計画されていたと思われる箇所があります。取り扱い説明書には全く触れられていないのですが、
頭部のツインアイと頭部サイドと頭部後方のクリアパーツを介しての発光ギミックです。
下の画像が首パーツを接続する箇所ですが、この下に付属のライトユニットが組み込めるようになっています。ただし、頭部に光を通すには
現状のままでは透明化したパーツを自作しつつ、首の接続方法を自身で考えなければいけないため、かなり大掛かりな改造が必要になってしまいます。
さらに付属のライトユニットはGNツインドライブの2個分しか付属していませんので、頭部の発光ギミックを仕込むためには
自身でライトユニットをスクラッチするか、もうひとつキットをそろえるか、パーツ請求(パーツ請求に対応しているのだろうか?)
で取り寄せるしかありません。
下の画像は蓋となるパーツを外した写真です。
これが付属のライトユニットをはめ込んだ蓋となるパーツです。
頭部に発光ギミックを仕込む場合に第一の障害となるのが写真の様に頭部と首の接続部となるのポリキャップ。
次に障害となるパーツが首(左側のパーツ)と接続軸(右側のパーツ)もクリアパーツではないためどうにかする必要があります。
これらの問題を解決してがんばって改造するか、しないかはあなたしだい!(笑)
他で紹介されている1/100ダブルオーガンダムのレビューを見ても酷評が目立つ気がします。 わたし自身の独断と偏見の総評として、素組派の方には不満の残るキット、改造派の方には弄りどころ満載!?のキットといえるのではないでしょうか?
HG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアが完成し、ようやく詳細画像公開です。
今までの制作記事での画像が控えめな分、今回はかなりの詳細画像を編集することとなり公開までに時間が掛かってしまいましたがじっくりとご覧いただければ幸いです。
全体的にアヴァランチユニット部をプラ板主体でスクラッチしながらバランスをみつつキットのディテールアップを図りながら制作。肩のアヴァランチユニットは設定通りポリキャップを仕込み可動式とし、背部のウエポンラックは1/100アヴァランチエクシアではオミット(省略)されている可動部を可能な限り可動するよう制作しました。
アヴァランチエクシアフル装備フロント。GNブレイド、GNソードのシャープ化、マニピュレーター握り手のスクラッチ、アヴァランチユニット全体のディテールをご確認いただけると思います。
アヴァランチエクシアフル装備リア。GNブレイドのシャープ化がさら際立っていること、各アヴァランチユニットのリア部のディテールをご確認いただけると思います。
大型の写真にするとHGエクシアには見えないですがHGのアヴァランチエクシアです(^_^)。スクラッチはプラ板主体ですが、直線のみで単調にならいないよう 設定イラストを参考にして微妙に曲線を与えて制作しました。アヴァランチユニットは左右対称な部分が多くキャストで複製すれば 効率的なのですが、各ユニットの大きさがかさばり、あまり重いとその重さを支える各関節部の強度が気になってくるところです。そこで 今回は大きなパーツはなるべくプラ板からの削り出しをメイン工程とし、パテも最小限度に抑えるよう制作したため、見た目よりは 軽いです。
額のセンサーと胸のGNドライブはオーロラフィルムを仕込んで光が反射すると発光している効果を表現。胸の黄色いフィンを挟む パーツはアヴァランチ用にボリュームをアップしました。頭部と頭部を挟む黄色のアンテナのシャープ化。ヘッド部頬のディテールを 変更しフィンの奥は開口しています
アヴァランチエクシアサイドアップ画像。肩のソレスタルビーイングエンブレムは電撃ホビー付録のシールを使用しています。
ウエポンラックアップです。ウエポンをマウントした基本の状態。
設定通りにウエポンラックを可動式として基本状態からこの様に可動。可動軸となる部分はアルミラインやアルミ板を 使用して強度を図っています。
上の状態からさらに可動し、GNブレイドを使用する状況にはこの状態がウエポンラック展開の最終形となります。
ウエポンラックの別角度からの画像です。先端がアルミパーツでディテールアップしたグレーのパーツはウエポンラック 完全可動を目指すも格納スペースがとれないためやむなく差し替えパーツとした接続パーツです。
ウエポンラッチをウエポンラックから取り外した状態。
装備を取り外した状態のウエポンラック詳細です。
腕部のGN粒子コンデンサー噴射口は二重構造にてディテールアップしています。スクラッチした握り手のマニピュレーターが 最も確認しやすい画像かもしれません。
アヴァランチユニットのGN粒子コンデンサー吸排気口はアルミパイプを加工した自作のパーツにしてディテールアップ。
脚部GN粒子コンデンサーアップ
肩部GN粒子コンデンサーアップ。設定画を元に細部までディテールを表現
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアの比較画像。比べてみるとかなりのボリュームでアヴァランチ ユニットが増設されています。
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアの比較画像サイド。
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアの比較画像リア。
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアの頭部比較画像。ディテールが変更されているのが 確認できるでしょうか?白色だとディテールがしっかり確認できるようにするには撮影時にライティングの工夫が必要になりますが 今回は撮影点数が多いのでご容赦(汗)
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアのひじ比較画像。ディテールを削り落としエクシアの設定通りに ディテールアップ。
HG(ハイグレード)ガンダムエクシアとアヴァランチエクシアのフロントアーマー比較画像。アヴァランチエクシア のフロントアーマーはノーマルより両端にふた周りほど大きくスクラッチしています。
アヴァランチエクシアノリアーマー裏面は設定画を参考に段落ちモールドを追加。
アンクルアーマーの裏面はプラ板でつらいちにしてディテールを追加。
ノーマルと今回制作したGNブレイドとの比較。先端はアルミ板を挟み込んでシャープに削り込み鋭利さと強度を実現しています。
エクシアのGNソードは刃部にアルミ板を挟み込みシャープに削り込んでいます。また、ブルーのパーツは腕部GNコンデンサーと干渉 するため、パーツ形状を変更して取り付けられるようにしています。
ビームサーベルは先端をシャープにし、ビームダガーの刃はスクラッチ。多彩なアクションのバリエーションを楽しめるように しました。
背部と腰部を接続するベルトは0.3mmのプラ板で制作しています。また、腰の接続ポリキャップの前後を削り込んで前後の可動範囲を 拡大しています。
上部のベルト部を丸の部分に挿入して接続します。
丸の部分に接続した状態左右幅と前後幅を調整することでベルト自体を干渉することを出来る限り回避して塗装剥がれを 抑えました。
ポリキャップ周辺を削り込む事で腰が前後にスイングするようになりました。また、ライトブルーのベルト部は 0.3mmという薄いプラ板を使用する事で絶妙なたわみが腰の可動を妨げることを最低限に回避しています。
ライフルの銃口部はアルミパーツを埋め込みディテールアップ。
以下はアクションショット数点をアップしました。
一時期より痛みは緩和されたものの辛い骨折の痛みが続いています。これほど痛みとはすべての気力を奪うとはおもいませんでした。 がんばれ!俺!(カラ元気・・・)
HG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアのマニピュレーターが完成しました!
これでようやくHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの完成となります。
今回はスクラッチしたマニピュレーターの制作詳細と完成したHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの
画像を数点アップしました。全体の詳細画像はただいま撮影中です。
1/144のB-CLUBシラヌイアカツキガンダムのハイディテールマニュピュレーターをキャストでおこして、それを エクシア用に形成し直すという方法をとりました。下の画像の左から今回スクラッチしたエクシア用のマニピュレーター、真ん中がキットのもの、右側が1/144のB-CLUBシラヌイアカツキガンダムのハイディテールマニュピュレーターです
下の画像の左から今回スクラッチしたエクシア用のマニピュレーター、真ん中が1/144のB-CLUBシラヌイアカツキガンダムのハイディテールマニュピュレーター、 右側がキットのもの。
下の画像の左から今回スクラッチしたエクシア用のマニピュレーター、真ん中がキットのもの、 右側が1/144のB-CLUBシラヌイアカツキガンダムのハイディテールマニュピュレーター
画像で確認していただけると思いますが1/144のB-CLUBシラヌイアカツキガンダムのハイディテールマニュピュレーターとスクラッチした エクシア用のマニピュレーターの形状もディテールも完全にカスタマイズしており、全く別ものになっているのがお解りいただけるでしょうか? 制作工程はキャストで複製したものをエクシア用にカスタマイズするために、複製したものを分割しパテを盛って形状とディテールを整えたわけですが ここで使用したパテはアルテコのHGパウダーにシアノンという白色の瞬間接着剤を媒体として使用しました。このシアノンを使用するとキャストへの 食い付きがしっかりとしますし、筋彫りや形成の切削性が非常に優れていますのでおすすめです。切削に使用した工具はデザインナイフとBMC超硬タガネ 各種サイズを駆使して形成しました。このBMC超硬タガネは0.15mm~から3mm幅のきめ細かなサイズがリリースされていて精密なディテール出しや 成形に絶大な効果を発揮します。最近では「BMCタガネZERO」という先端に特殊なカットを施したものもリリースされていますが、需要が多く在庫切れ 必至の人気商品のようですね。わたしはBMC超硬タガネの0.15mm、0.2mm、0.5mm、0.9mmを所有していて今回の彫刻はこれらを使用しました。
完成したアヴァランチエクシアフロントショット
アヴァランチエクシアサイドショット
アヴァランチエクシアリアショット
全体の詳細は近日中に公開したいと思います。前回の記事から随分立ってしまいましたが、実は、わたしは今骨折中です。骨折場所はあごでして、 骨折してから3週間ほどたちますが鎮痛剤を服用しながらも食事の度にしばらくの時間は痛みで動けなくなってしまう状態が続いておりますので、 たださえ遅い制作スピードがさらにスピードダウン。早く治らないかな~
HG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアのスミ入れ
とデカール作業が終了したのでようやくHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改
造アヴァランチエクシアが完成!
しかし、全体のバランスを見てみてどうしても握り手のマニュピレーター部分が
気になり、急遽握り手のマニュピレーターをスクラッチする事にしました。キットの付属
の握り手マニュピレーターはビームサーベルや大剣を装着させればそれほど気に
ならないのですが、なにも持たない状態ではどうしてもディテールが箱のような
印象が強く不自然に感じてしまいます。B-CLUBのハイディテールマニュピュレーターがあればてっとり早いのですが
相肉どこも在庫切れです。今回は完成したHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの
一部の紹介とマニピュレーターの制作状況をお伝えします。
マニュピレーターの制作手順として一からスクラッチするのは流石に手間がかかります。
そこでガンダム系のB-CLUBのハイディテールマニュピュレーターをキャストでおこして、それを
エクシア用に形成し直すという方法をとりました。下の画像がキャストでおこして大まかに
エクシアにマッチするように形成した荒削りの状態です。
これを元にさらにパテ盛りからディテールをブラシュアップしていきます。
手の甲はげんこつ状態だと左側のように折れ曲がる状態が設定となっています。右側はキットの手の甲の装甲でこれからキャストをおこして 画像の真ん中のように切り離し左側のように形成しました。
さて、ここからマニュピレーター以外で完成したHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの一部をご紹介
します
まず頭部ですが、アンテナ部分は定番の削り込みでシャープに加工し、ヘッドサイドの通気孔はキットのディテールを全て削り落として
開口し、センターの仕切り板状の白い部分は0.5mmプラ板に差し替えてさらにシャープに削り込みディテールアップ。画像では確認しづらいかもしれませんが
フェイスセンターの白い部分は超硬タガネで段落ち状態に削り込んで小顔となる効果をねらいました。なにせ、1cm四方にも満たない
フェイス部分の削り込みには神経を使いましたが、さほど効果的に仕上がっていないような気がするのが悲しいところです。(爆)
肩のアヴァランチエクシアユニットは設定通りに可動するように、ポリキャップを仕込んでいます。下の写真の状態からすぐしたの写真のように 可動します。
そして、GNコンデンサー格納部も設定通りに可動するようポリキャップを仕込んでいます。制作工程はいずれもプラ板とエポキシパテ、光硬化パテ、 アルテコ(瞬間接着パテ)などで形成しています。
GNコンデンサーの別カットです。GNコンデンサー部は市販のディテールアップパーツで丸モールド等を組み合わせてさらに加工して キャストで複製して制作しました。
マニュピレーターの制作にはまだ結構かかってしまいそうです。早く完成させて画像をアップしたいのですが、最近仕事が結構忙しく中々時間がとれないのが辛いところです。
HG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの基本工作終了し、大体の塗装ができましたのでとりあえずHG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシアの画像をアップします。
アヴァランチエクシアフロント
アヴァランチエクシアリア
あとはウェポンの塗装と一部塗り分け塗装、そしてデカール貼り付けとスミ入れで完成します。近いうちに詳細画像をアップしたいとおもいます
HG(ハイグレード)ガンダムエクシア改造アヴァランチエクシア制作がようやく基本工作が終わりやっと表面処理に入りました。サフ(サーフェイサー)チェックを行っていると工作時に気付かなかった、大きめの傷が結構見つかりますが、サフ(サーフェイサー)だけだと埋めきれない部分がままあったりします。そんな時にはパテを使うことになるわけですが、どのようなパテを使うかにいくつかの選択肢があります。ラッカーパテ、アルテコ(瞬間接着パテ)、エポキシパテ、光硬化パテなどですね。
今回はシアノンという瞬間接着剤を使用したものを選択しました。下の画像は瞬間接着パテとして有名ないわゆるアルテコと呼ばれているもので、左側がHGパウダー、右側はHG液でこの2つを混ぜて硬化させるパテですがHG液のかわりにシアノンを使用します。
アルテコ唯一の難点は独特の細かい気泡が出来やすく、スジボリなど細かい彫刻をほどこすと欠けやすいのですが、シアノンを硬化剤にするとこれらの欠点が補えます。最近では模型店で入手可能です。某模型雑誌で紹介されていたようですからご存じの方もいらっしゃるでしょうが、とても使いやすいマテリアルですので試してみてはいかがでしょう。
1/100アヴァランチエクシア がついに発売となりましたが、いまだHG(ハイグレード)ガンダムエクシアを改造したアヴァランチエクシアの制作をちまちまとやっております。1/100アヴァランチエクシア
が発売されるまでには完成したいところでしたが、まだまだ先は見えない状態。で今後の制作の参考にしようと1/100 アヴァランチエクシア
を購入しました。早速1/100アヴァランチエクシア
の箱を開けて見てチェックしてみましたが、思った以上にディテールの細部が省略された状態でした。特に期待していたウェポンラックの部分はギミック(仕掛け)なし。今制作しているこのHG(ハイグレード)ガンダムエクシアを改造したアヴァランチエクシアをフィードバックすることになりそうです。
さて、今回はアヴァランチエクシアの背面部のウェポンラックの制作紹介です。下の写真の状態でアヴァランチエクシア背面部に装着されます。ちなみにソード先端は先端部をカットしアルミ板を挟み込みアルテコ(瞬間接着パテ)で形成してプラ板では不可能な強度と鋭利さを実現しています。
アヴァランチエクシアのウェポンラックは設定通りの完全再現を目指しました。まず下の写真の様に可動。
次に前後にスライド。
続いて外側に回転するといった流れですが、残念な事に2Dを3Dにすることの限界でどう考えてもこの90度回転させるパーツが格納されるスペースを確保する事ができません。無理に格納スペースを取ろうとすると設定画からかけ離れたディテールになってしまうためこの部分は別パーツをアタッチメントとして対応しました。完全可動化を目指しましたが、敢え無く断念。まあ、1/144でここまで出来れば良しとするところでしょうか。可動部の軸はアルミラインを使用して強度を確保しています。
下の写真は可動部の制作過程で、アルミ板をサンドして強度を確保しています。右側がアルミ板で、カッターで無数の傷をつけてサンドするプラ板に瞬間接着剤で接着。
同じく可動部の対のパーツもアルミ板で強度を確保。
下の写真はウェポンラックのソードアタッチメントです。
これから1/100 アヴァランチエクシア を制作される方にも参考になるかと思いますのでアヴァランチエクシアのウェポンラック完全再現を目指してみてはいかがでしょう。1/144スケールでこれくらいまで出来ますので1/100 アヴァランチエクシア
の大きさならば楽勝のはず?
前回のブログ更新からまたまた随分と経ってしまいましたが、HG(ハイグレード)エクシアを改造したアヴァランチエクシアの制作はゆるゆると牛歩のような進行状況ではありますが進めておりました。今まで進めてきたパーツを仮組しての全体的なプロポーションチェックをしてみました。
ようやくアヴァランチエクシアらしくなってきました。こうして見るとやっぱりノーマルのエクシアに比べてボリュームたっぷりです。なるべく設定画に近くなるように制作してはいますが、平面を立体化するのは中々難しいですね。それに、フロントとリアだけの設定画だけでは資料として心細い物があり、設定画と違ったアングルや描かれていない隠れたディテールなどは自分なりの解釈でどこまで満足のいく仕上がりになるのか悩みどころです。バンダイさんが新たにプラモデルを開発するのに色々な思考錯誤を繰り返しながら製品にしているのがほんの少しわかるような気がしました。
さて、この制作中のアヴァランチエクシアですが自分としては設定画に近からずとも遠からずといったところで、そういった意味ではわたしだけのオリジナルアヴァランチエクシアといえるのかも。
引き続き完成に向けて作業します。遅くとも1/100MG(マスターグレード)アヴァランチエクシア発売よりも先に完成させたいところです。
今回の記事はアヴァランチエクシアの腕部コンデンサーが形になりましたので、詳細をアップします。前回の制作工程と同様にプラ板の組み合わせからブロックを形成していくといったものです。
下の写真は右側がプラ板を組み合わせただけの物で左側がC面などを削りだして成形したものです。単純にプラ板を貼り合わせたものに比べパーツとしての表情が豊かになったのが確認出来るかと思います。
下の写真はアヴァランチエクシア腕部GNコンデンサー先端の面出し加工のアップです。エッジのシャープさを出す場合、一般的にはアルミ板などのあて木にペーパーを取り付けて丁寧に削り出していく方法が取られているように見うけられますが、私の場合デザインナイフで大まかに削り出した後に、超硬タガネでかんながけで精度をあげる方法をとっています。理想論からいうとデザインナイフのみでC面を出す方法が一番シャープなエッジを出せるのですがC面幅を均一な太さにする技術は人間国宝級の技が必要になってしまいます。(私には絶対無理!)そこで、1mm幅ほどのやや太めの超硬タガネでかんながけする方法が絶大な効果を発揮してくれます。超硬タガネ以外にセラミック製のかんながけ専用の工具でも同様の事が出来るかと思いますので試してみてはいかがでしょう。
ちなみに私の場合、平面の表面処理もこのやや幅広の超硬タガネで行っています。ペーパーだけで表面処理するよりも断然早く仕上げられます。やり方は400番ほどのペーパーをあてた後、表面処理する面に対して超硬タガネの刃を(先端部分ではなく先端から持ち柄の間の部分)平行に近い状態で軽い力で回数を重ねる感じでかんながけするといった感じです。気持ち的には削るという感覚よりは削る部分を押しつぶすといった感覚に近いかもしれません。もちろんこの方法は平面に有効な方法で、曲面の表面処理はペーパーを使った方がいいでしょう。
下の写真はアヴァランチエクシア腕部GNコンデンサーのパーツセット。左側のアルミパーツ2つはアルミパイプを加工した物。これだけのパーツを組み上げるのに切出したプラ板を何面使ったのかざっくりと数えてみると片側だけで40面ほどにもなってしまいました。両腕で80面ものプラ板の切り出しを行ったことになります。なぜこんなに多くの面を切出す羽目になってしまったのかというと、それは私の無計画性に他なりません。計画無しにプラ板を組み合わせた結果、「ありゃっ大きすぎた。」「あれっ小さい・・・。」などと無駄な作業を多々重ねていまいました。こういった複雑な形状の物は現物合わせで作業するより、図面を起こして計画的に行った方が効率的だと反省・・・。
前回のアヴァランチエクシアの制作記から随分と経ってしまいましたが作業はゆるゆると進めています。今回は腰回りのアーマー部分を制作しました。下の写真の左側がアヴァランチエクシアのフロントアーマー部で右側がアヴァランチエクシアのバックアーマーです。制作工程はひたすらプラ板を貼り重ねて金属ヤスリで削り出していくといった地道な作業です。特にアヴァランチエクシアの特徴的なバックアーマー部の増設部の削り出しには模型用の小さな金属ヤスリでは骨が折れるため今回は2cm幅×約20cmの長さの大きめの金属ヤスリを使用して削り出しました。今回使用した金属ヤスリはスキーエッジを削るためのものでスキーショップなどで購入可能です。元々金属を削るためのヤスリですからプラスティックを削るのは雑作もない事で、今回のようにプラブロックを削り出す際には重宝します。
アヴァランチエクシアのバックアーマーは大体アヴァランチエクシアのイラストイメージに近付けることが出来たと思うのですが、アヴァランチエクシアのフロントアーマーはイラストイメージに比べるとHG(ハイグレード)エクシアのままでは、横幅が短いようでアヴァランチエクシア用にフロントアーマーの増設を写真の様に行ったものの貧弱な感じになってしまいました(汗)。なので、フロントアーマーはよりアヴァランチエクシアのイラストイメージに近付けるために横幅を延長するようにやり直すことにします。