2007/04/28

ガンプラ(ガンダムのプラモデル)におけるウェザリング(汚し塗装)

ウェザリングとは?
ウェザリング(weathering)は、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)製作など模型における塗装技法のひとつで、日本語訳としては「汚し塗装」とされています。
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)を製作する際、普通に塗装したままでは、スケール感を表現しきれず、実在感がでない事があります。そこで、風雨にさらされた実物の兵器を観察し、「汚れ」、「風化」、「使用感」などの表現を加える塗装技法がウェザリングです。
よく勘違いされがちなのが日本語訳が「汚し塗装」ですが、ウェザリング(weathering)のもともとの語訳は「風化」という意味です。ただ汚れた感じに塗装すればいいと思われがちですが、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)の塗装におけるウェザリング(汚し塗装)はモビルスーツが配置された環境を考えてウェザリング(weathering)を行なう必要があります。
例えば、砂漠仕様であれば、砂埃などを中心にウェザリングで表現、寒冷地仕様であれば雪や氷などの付着を考えてのウェザリング、水陸両用仕様であれば水あかの表現などが最適です。また、ウェザリングとは失敗した塗装をごまかすためのテクニックではありません(爆)

初心者に見られる失敗例
よく初心者に見られる失敗例として汚し過ぎてしまっているものをまま見かけます。「廃車置き場の廃車だってもう少しきれいだろ!」とか、
「ゴミ捨て場から拾ってきたガンプラか?」とか、
「汚し塗装じゃなくて、汚れ塗装?」
などと人に言われてしまわないよう注意しましょう。
そして、次に多い失敗例はガンプラ(ガンダムのプラモデル)全体にまんべんなくウェザリングをかけてしまう場合です。こうしてしまうと折角苦労してウェザリングしても表現が単調に見えてしまい、効果が半減してしまいます。
いずれの場合もポイントを考えてメリハリをつけるよう意識しながらウェザリングを行ない、効果的に表現できることを目指しましょう。

ウェザリングの種類
ドライブラシ
主にエッジ部分や凸部におこない、ハイライトを強調する技法。毛先が短い筆で塗料含みの少ない筆を使う場合が多いです。古くなった面相筆の先端をカットして毛先を火で軽くあぶったものが使いやすいようです。わたしの場合は平筆の腹の部分を横に動かして使用することが多いですね。地色より明るい色の塗料を筆の穂先に少量付け、ティッシュでかすれるまで拭き取ってから、擦りつける様に塗料を乗せていきます。エナメル塗料が主に用いられますが、ラッカー系や水性アクリル系を使用することもあります。仕上げのトップコートによって塗料をチョイスする場合などです。塗料に含まれる溶剤が少なすぎるとだまになってディテールを損なうことがありますのである程度溶剤が塗料に含まれていた方がいいと思います。

チッピング
チッピングとはいわゆるハゲチョロ表現のことです。金属部分の干渉で金属部分がむき出しになっている表現効果を狙う場合に行なわれます。やり方はシルバーなどの金属色でドライブラシと同じ要領で行ないます。

ウォッシング
ウォッシングとはシャドーを強調するためにガンプラ(ガンダムのプラモデル)の細かいディテール部分などに塗料を流し込む技法。溶剤で薄めた塗料を全体に塗り、表面の余分な塗料は溶剤を含ませた布やティッシュペーパー、綿棒などで拭き取ります。こうすることで凹部分に塗料が残り陰影が強調されます。ラッカー系塗料で下地塗装を行ってから、ラッカー塗装を侵しにくいエナメル塗料を使用することが多いです。この場合下地塗装をしっかりしておかないとエナメル溶剤がプラスティックをもろくしてしまいます。特にABS樹脂の部品(ガンプラでは関節部分に多く使用されています)には注意が必要で、なるべく余分なエナメル溶剤は速めに拭き取ってしまいましょう。このウォッシングの技法を応用したものがパネルラインや筋彫りなどに塗料を流し込んだもの、いわゆるこれが「スミ入れ」です。

スポッティング
泥はねや水あか表現などに使用される技法でスポンジなどに溶剤で薄めた塗料をしみ込ませて塗装面に軽く叩くように乗せていきます。

パステル
画材用の固いパステルを使用します。パステルにはソフトパステルと言うものもありますので間違えないようにしましょう。数多くの色がそろっていて、埃や泥汚れ、錆や排気のススの表現に、効果的な手法です。紙やすりで粉状にしてから筆でぼかすようにつけて使用します。パステルを使用した筆は使用後はしっかり水洗いしましょう。専用の古い筆があればいいかもしれません。そのままの状態では定着しないので指紋などが付かないよう注意して、トップコートで定着させます。

ペインティング
ガンプラ(ガンダムのプラモデル)自体に絵を描き込んでいくように、雨だれ、錆、塗料の剥がれ、泥はね、ひび割れ等を表現することです。塗料は模型用塗料に限らず、油絵の具などさまざまなものが使用されます、絵心に自信がない人の場合は落書きに見えてしまいかねないので手を着けない方が無難かもしれません(笑)

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2007/04/24

ギャン詳細画像アップ!!

大変長らくお待たせしました!

えっ、誰も待っていない!?


そこのきれいなお嬢ちゃん、かっこいいお兄さん、
御髪(おぐし)のうすいおじいちゃん、昔はきれいだったおばあちゃん!

まあ、そうおっしゃらず寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!!

MG(マスターグレード)ギャンの詳細画像をアップしました
ギャンタイトル

まずは頭ですが、正面の十字に割れている4点の先端を2mm程延長してシャープにしてあります。これに合わせて両サイドと後ろにアルテコ(瞬間接着パテ)を盛り付けてエッジをつけて、頭頂部から見ると円すい形だったものを四角すいに近い状態に仕上げました。顔半分より下の部分も合わせて両サイド、後ろにエッジを追加しています。また、モノアイは3mmのHアイズを使用しています。これにより既存の大きくて精悍さに欠けた印象を払拭し、シャープで切れのある印象に仕上がったと思います。
ギャンアップ

バックパック部分にもアルミパイプを埋め込みディテールアップを施しています。
ギャンバックパック

胸部には筋彫りとアルミパイプの埋め込みを追加してディテールアップ
ギャン真正面

ショルダー部分と上腕部にもアルミパイプを埋め込みディテールアップ
ピントはショルダー部分にあっていますが、頭部の側面にエッジがついているのが確認出来るでしょうか?
ショルダーのパネルラインに沿って軽めにグラデーション塗装を行っています。
ギャン右肩

左ショルダーにはギャンの型番をキットに付属のドライデカールを配置
ギャン左肩

スカート部分各所にもアルミパイプの埋め込みを行い、スカートの先端部分をアルテコ(瞬間接着パテ)にて延長し、筋彫りを追加
ギャンスカート

スカートの内部は通気孔?をレッドとシルバーで塗り分けしています。
ギャンスカート内部

膝の部分の丸みを4面にして先端を鋭角にしてエッジをつけています。膝まわりは同じくアルミパイプを埋め込んでのディテールアップ
ギャン膝

裾の後ろ側に筋彫りの追加とアルミパイプの埋め込み、筋彫りにそってパネルラインに軽くグラデーション塗装を行っています。
ギャン裾

ギャンの内部はつや消しトップコートをかけてからシルバーでウォッシングしています。つや消しトップコートを先にかけてやることでシルバーの塗料の粒子が全体的にいい感じでトップコートの隙間に広がり使用感を表現しています。これはつや消しのトップコートのうえからスミ入れを行うとにじみが出てしまうものを逆手にとった手法です。ポイントにゴールドとシルバーと蛍光ピンクでアクセントをつけました。
ギャン内部

内部上半身
ギャン内部上半身

コクピット内のパイロットも一応塗装しています
ギャンコクピット

ギャンのニードルミサイル発射ギミックの勇士!
ギャンニードル発射3

ジャンプしてからの飛び込み突きをイメージしてポージングしてみました。
ギャンポーズ4

飛び込み突き側面イメージ
ギャンポーズ5

シールドは筋彫りを行いアルミパイプを埋め込み、塗装はスミ入れと軽くウォッシングでウェザリング。ちょっと微妙すぎのウォッシングで写真では確認しにくいかも(汗)
ギャンシールド

「この壷はいいものだ」
ということでパイロットのマ・クベ氏にも登場していただきました。後ろからのシルエットもナルシスト?としてはセクシー?ちょっと男前に仕上げ過ぎたかな?わたしには負けるけど(爆)
マクベ上半身

「シャアを頭に乗らせるわけにはいかんのだよ」
と自信満々でいつもより多く登場!?
マクベ


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2007/04/19

とりあえずギャン完成

やっとギャンが完成しましたのでとりあえず1点だけ写真をアップします。
近日中に詳細をアップしたいと思います。
ギャン全身

ざっくりと改修部分を記載すると
頭を円錐形だったものから四角錐にしてエッジをきかせました。モノアイはHアイズを使用して既存のパーツより約2mmほど小さくしています。これにより見た目が非常にシャープで切れのある印象に仕上がったと思います。

後ろのスカート部を延長しました。写真では確認できませんが詳細は後日ということで(汗)

膝小僧の丸い部分を4面にして先端を鋭角にしています。

足裏のバーニア部を2重構造にしてセンター部分に真鍮ラインを埋め込みました。

部分的に筋彫りを追加しています。

全体に1mmのアルミパイプを150箇所以上もの埋め込みをほどこしています。

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2007/04/12

ギャン製作中その5

ギャン製作中1→
ギャン製作中2→
ギャン製作中3→
ギャン製作中4→に続いて

ここ数日間で、製作中のMG(マスターグレード)ギャンにアルミパイプの埋め込み作業をおこなっています。基本塗装を終了させてから1mm径の穴をピンバイスであけて1mmのアルミパイプを切り出して埋め込みました。
まだ、アルミパイプやメタルビーズを埋め込んだことが無い方でこれから挑戦してみようと思っている方のために手順を記しておきます。

ガンプラ(ガンダムのプラモデル)へのアルミパイプ・メタルビーズの埋め込み手順
アルミパイプを埋め込む位置にピンバイスの刃をあてて、アルミパイプを埋め込む表面とピンバイスの刃がなるべく垂直になるようにしてから穴を開け始めます。穴開け箇所以外の塗装面を傷つけないようにしましょう。
曲面の場合はピンバイスの刃がずれやすいので曲がらないよう注意してください。曲がって穴を開けてしまうと折角埋め込んだアルミパイプの切断面が曲がって見えるため美しくありません。
はじめて挑戦する場合は、なれるまでケガキ針などの先端が尖ったものであらかじめマーキングしておくと失敗が少なくなるでしょう。このときピンバイスの刃がぶれないよう、慎重にピンバイスを回転させます。
パーツが貫通するまで穴を開けてしまうとアルミパイプが抜け落ちてしまう場合がありますのでパーツの裏側を確認しながら作業します。貫通する寸前まで穴をあけると裏側の表面に白い点ができますので、ここでピンバイスの刃を慎重に引き抜きます。パーツを組み立ててしまい裏面が確認できない場合やパーツの構造上、目視できない場合などの時は、穴開け時にでるバネ状の削りカスの長さである程度推測できます。目視できるパーツでどれ位の長さの削りカスが出たか観察してみるとよいでしょう。削りカスの長さは力加減によって変ってきますので均一な力加減を心掛けましょう。また、パーツによってプラスティックの厚さが違う場合があります。この時はなるべく軽い力で穴開け作業をし、わずかに貫通した直後は穴開けの力が微妙に強くなりますからここでピンバイスの刃を静かに逆回転させながら引き抜くことで完全な貫通を防ぐことができます。

下図参照
アルミパーツ作業イメージ図

次にパイプの埋め込みですがつまようじや竹串を使用して押し込む方法もありますがつまようじの先端が折れてしまう場合もありますのでおすすめしません。わたしの場合はピンバイスに針をつけてアルミパイプを装着しピンバイスのアタッチメント部分で押し込むようにしています。針はアルミパイプの高さ(円柱部分)より短くして使用し、こうすることでアルミパイプを押し込む時に確実にトルクを伝えることができ、しっかりとパーツに垂直にアルミパイプを押し込むことができます。
アルミパーツ埋め込み手順図

アルミパイプの切り出しは1mm程度の太さならデザイ
ンナイフでさくさく切れます。ただしデザインナイフの替刃の交換をマメにしないとアルミパイプの変型につながってしまいますので注意しましょう。

パイプ埋め込み

ギャンアルミパイプ

このような手順でMG(マスターグレード)ギャンに約160箇所ほど埋め込みました。メタルビーズと違って細いアルミパイプを埋め込んでいますからこれ程の数を埋め込んでもさほどいやらしくはならない仕上がりになったと思います。写真はなんとなくの作業風景ですからいい加減に撮ってしまいました。(汗)
もうすぐ完成ですから、詳細は後日ということで。

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2007/04/09

ガザC製作中その3

ガザC製作中1→

ガザC製作中2→に続いて

ガザCの改修を行なって、テストショットで全体のバランスをチェックしてみました。

ガザCチェックshot

写真のガザCはまだ未塗装のものですが、白とかグレーの色がついているのはホワイトサフ(サーフェイサー)とグレーサフ(サーフェイサー)を吹き付けてあるところです。わたしの場合、白とグレーのサフ(サーフェイサー)の使い分けとしてパテ盛りなどで改造を行なった箇所はグレーサフ(サーフェイサー)を塗布し、既存のパーツを使用する箇所はホワイトサフ(サーフェイサー)を塗布することが多いです。

ただ、傷の発見や磨き残し、ヒケのチェックには断然グレーサフ(サーフェイサー)の方がわかりやすいです。特にヒケのチェックはホワイトサフ(サーフェイサー)だけだと見落としがちになり、塗装してから気付くこともしばしばです。その場合はヒケを修正してから再塗装するはめに。

じゃあ最初からグレーサフ(サーフェイサー)を使えばいいじゃないか?

ということになりますが、最終的に塗装する色が下地の影響を受けやすい色を塗装する場合、いわゆる隠ぺい力の低い色を塗装する場合にはホワイトサフ(サーフェイサー)の方が都合がいいわけなんです。

写真でチェックしてみて自分のイメージにおおむね近付けられたので後はこれで塗装していこうと思います。全体的な色のイメージは少しキュベレイを意識した塗装を考えています。

わたしの最近はどうもガンプラ(ガンダムのプラモデル)を完成させるよりも、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)のディテールアップを考えたり、作業をすることの方が楽しくなってしまい、一向に完成しない傾向にあります。そろそろ完成品として仕上げなければと思いつつ弄りたくなるところが出てきてしまったりで、自分自身にもどかしさを感じています。このガザCを作りはじめたのいつだったかな?と過去記事をチェックしてみるともう半年以上もたってました。完成させる気あるのか?自分は!!(笑)

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